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  1. 大野城市議会 2007-03-08
    平成19年予算特別委員会(教育部所管) 付託案件審査 本文 2007-03-08


    取得元: 大野城市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-28
    1:     (再開 午後1時15分) ◯委員長(伊藤雅都) では、予算特別委員会を再開いたします。  発言は着席したままで結構ですが、挙手の上、指名を受けてから発言をするようにお願いいたします。  それでは、教育部所管について執行部の説明を求めます。 2: ◯教育部長(小嶋 健) 予算に入る前に、訂正のおわびをさせていただきます。  委員会初日に配付させていただきました主要事業の82ページ分ですが、10款3項2目中学校教育推進費の中の教材備品1,510万円が記載漏れしておりましたので、ここで訂正をし、おわびをさせていただきます。  それでは、新年度予算のうち、教育予算の概要につきましてご説明をさせていただきます。  初めに私から、教育委員会全体の予算の概要を説明させていただき、その後、各課の予算につきましては各課長から説明させます。  平成19年度の一般会計予算総額は291億8,200万円で、そのうち教育費は29億3,143万6,000円、教育委員会所管予算につきましては28億2,093万3,000円で、全体に占める割合は10%になります。昨年に比べ5.6%、1億7,463万5,000円の減額となっております。これは、大野小、大野北小平野中学校の校舎大規模改造工事等は引き続き行いながら、新たに御陵中学校の大規模改造工事に着手するものの、特別史跡水城跡買い上げ費の減や、総合公園下水道事業の完了などにより減額となるものです。  以上で私からの説明は終わらせていただきますが、それではただいまから、各課長から説明をさせていただきます。 3: ◯教務課長(中川映一) それでは、教務課の予算からご説明いたします。資料の77ページから79ページまでが教務課でございます。  まず、77ページを御覧ください。  10款1項1目教育委員会費でございます。昨年とほぼ同額を計上しております。教育委員報酬は、教育委員4名の報酬でございます。教育委員会委員費には、委員会開催時の費用弁償及び研修旅費を計上させていただいております。  続きまして、10款1項2目事務局費でございます。昨年に比べまして約1,090万円の減額になっておりますが、これは職員が1名減員となったものです。職員給与費、これには教育長、教育部長、教務課及び学校教育課の職員計17名分の人件費を計上しております。次の事務局運営費は、主に委員会で雇用しております嘱託職員臨時職員社会保険料でございます。次の奨学資金費ですが、平成19年度は、高校生12名、大学生5名の合計17名に対しまして月額で高校生8,500円、大学生2万2,000円をそれぞれ奨学金として支給する予定にしております。  次のページに移ります、78ページになります。  10款1項4目学校給食費です。昨年度より約3,700万円の予算減となっております。これは、主に人件費におきまして調理員3名の退職により約2,640万円の減額となったこと、また、小学校の給食調理用備品の購入が一段落したことにより備品等購入費が約780万円の減額、また、中学校給食費において約280万円減額となったことによります。  初めに、職員給与費は直営校3校の調理員12名分の人件費でございます。次の小学校給食費は、7校分の給食調理業務民間委託費と全校分の調理機器備品購入費及び給食調理機器修繕費等の需用費でございます。次の中学校給食費は、教育委員会の栄養士及び各校に配置していますランチサービス牛乳給食嘱託職員等6名の賃金及びランチの配達委託料でございます。  次に移ります。10款2項1目小学校管理費でございます。昨年度より約2,020万円の予算減となっています。これは施設整備費が本年は1件のみとなったことから約1,000万円の減額、また維持管理費でも今年度は生ごみ処理機の設置がないことから、備品が約1,020万円減額となったことによるものです。  内容の説明に移ります。  維持管理費では、施設管理委託として樹木・肥培管理、警備、電気保安業務等を行っております。営繕工事は、夏休みの期間中を利用してまとめて行っています。また、学校周年記念事業補助金は、平成19年度は大城小学校の30周年分となります。
     続きまして、10款2項4目小学校校舎等改造費です。昨年度より約3,200万円の予算減となっています。これは、主に大野北小学校の大規模改造工事において、今年度は昨年度に比べまして、給食室、エレベーター設備がなくなり普通教室だけになること、また、空調の面積が減ったことによります。平成19年度は、大野北小学校の大規模改造工事の3期目、大野小学校の大規模改造工事の2期目を予定しております。マル新は、大野東小学校耐震診断業務でありますが、大規模改造工事を予定しておりますので、それに先立ちまして耐震改修の方法を診断するための予算を計上しております。  次のページに移ります。79ページになります。  10款3項1目中学校管理費です。まず、中学校施設整備費は今年度はございません。維持管理費におきまして、小学校と同様に樹木・肥培管理、警備、電気保安業務等及び営繕工事を行います。  10款3項4目中学校校舎等改造費です。昨年度は、平野中学校規模改造工事の2期目の工事を行いました。本年度は、平野中学校規模改造工事の3期と御陵中学校規模工事の1期目を行います。  次の11款3項1目です。これは、公立学校施設災害復旧費で、名目として1,000円計上しています。  最後に、目の目標ですが、平成19年度に教務課が重点的に取り組む目標として目別にそれぞれ数値目標を上げておりますので、後で御覧いただきたいと思います。  以上で、教務課の説明を終わります。 4: ◯学校教育課長高山やす子) 学校教育課所管のご説明をいたします。ページ数で80ページをお願いいたします。  10款1項2目事務局費でございます。国際教育事務費につきましては、中学校でALT、小学校でIETの英語指導の分を委託しておりますので、その経費を計上させていただいております。昨年と比べまして340万円ほど増額になっております。これにつきましては、小学生のIETへの配置を、現在の2名から3名に増員したものでございます。  次に、学校教育事務費、これにつきましては昨年と比較しまして1,530万円ほど増額になっております。それにつきましては、1点目、適応指導教室運営費でございます。不登校の児童・生徒への対応として、現在指導員を2名配置いたしております。その配置を、学校との連携、さらに強力な連携をとり、学校の指導という形に持っていきたいということから、現在の2名を3名にする経費でございます。  次に、今年度指導主事を1名増員いたしまして、学校や地域との実態に応じた教育の推進と、それから学校の研究活動への指導・助言ということで、指導員の教育充実を図るために予算を計上させていただいております。この件につきましては、平成18年度までは県の派遣指導主事ということで、その制度を活用しておりましたが、平成19年度からこの制度がなくなることにより、各自治体での採用ということになっておるものでございます。また、この項目の中に、障害児童介助員賃金ということで計上させていただいております。この分につきましては、平成18年度まで、小学校、中学校の特別教育運営費の中にそれぞれ組み込んでおりましたが、それを平成19年度から学校教育事務費の中に総合しまして一括して入れております。その分で金額が増額しているものでございます。  次に、10款1項3目学校保健費でございます。学校保健費、管理費につきましては、小中学校学校員延べ87名分の先生に対します報酬ということで予算化させていただいております。これにつきましては、学校保健法第16条の規定に基づきまして、学校医を設置しているその分の報酬でございます。  それから次に、新規事業といたしまして、学校歯科保健指導謝金ということで2万8,000円計上させていただいております。これにつきましては、今まで筑紫学校歯科医会を通じまして、児童に歯科衛生士による集団の歯磨き指導を行っておりました。その分が平成19年度から助成金制度がなくなることから、これを継続して行うということで、新規で上げさせていただいております。  それから次に、日本スポーツ振興センターの掛金でございます。登下校を含みます学校内でのけが等の補償、それから市に災害賠償等が生じる場合を対応することとして、全児童に対しての保険の掛金を計上しておるものでございます。ちなみに、この同センターから災害給付金として支給されるけがは、学校管理下におけるけがの給付金でございます。  続きまして、81ページをお願いいたします。  10款2項1目小学校管理費でございます。職員給与につきましては、市職員の用務員2名の人件費でございます。教育事務費につきましては、学校10校の運営に係る消耗品、光熱水費、備品、それから用務員の8名分の委託費等でございます。  次に、10款2項2目小学校教育振興費でございます。教育推進費につきましては、児童の学習に係る教材、事業費等の支出で、主なものといたしましては、学校図書司書の賃金、学校に配置しております図書司書に係ります臨時職員の賃金を計上しております。備品等につきましては、図書、楽器それからコンピューターソフト等の分で計上させていただいております。次に、教育用コンピューター購入費でございます。年次的に授業用に使いますコンピューターを新しいものに購入いたしております。平成19年度につきましては、平野小、御笠の森小、下大利小の3校に、児童用の40台、それから指導教師用として2台を購入するものでございます。  続きまして、10款2項3目小学校の特殊学級費でございます。この分につきましては、特殊学級の運営費が大幅に減額されているのは、先ほどご説明しました障害児児童の介助員の賃金として、ここから先ほどお話ししました学級運営費の方に組み込んでおりますので、これが減額ということになります。  次に、82ページをお願いいたします。  10款3項1目中学校管理費でございます。職員給与につきましては、市職員の用務員1名の人件費でございます。教育事務費につきましては、学校運営にかかわります消耗品、備品、光熱水費学校用務員業務委託4名分の委託料を計上させていただいております。  ほかにつきましては、おおむね小学校の予算の組み立てと同じ組み立てで計上させていただいております。  最後に、10款3項3目中学校の特殊学級費、これにつきましても、4校にあります特殊学級の消耗品それから研修会等講師謝金等を計上させていただいております。なお、この分につきましても、先ほど申し上げましたように、予算が減額しておりますのは学校教育事務費の方に介助員の分を組み込みしたために、この分は減額ということで出ております。  最後に、それぞれの項目に目の数値目標を記入させていただいておりますので、御覧いただきたいと思います。  以上、学校教育課を終わります。 5: ◯社会教育課長(水野邦夫) それでは、社会教育課分を説明させていただきます。  83ページを御覧いただきたいと思います。  10款4項1目社会教育総務費でございます。まず、職員給与費、これは社会教育課職員6名及びふるさと文化財課職員8名分の人件費でございます。なお、昨年より600万円程度増えておりますけれども、これはふるさと文化財課が来年度より1名増員になるという形によるものでございます。  続きまして、社会教育推進費でございます。ここに書いてあります社会教育委員の報酬、費用弁償並びに成人講座に要する謝金等を計上しております。なお、昨年に比べますと約220万円程度減になっておりますけれども、これは事業が減ではなくて、昨年までは、後でご説明いたしますけれども、家庭教育等費の中に社会教育指導員賃金というのを今回入れています。これまで社会教育推進費の中に入れたものを家庭教育等費に入れたために減となったものでございます。  続きまして、視聴覚教育等費でございます。これも視聴覚教育に係る機材、教材の購入費並びに県の視聴覚協会に対する負担金でございます。これも、昨年度80万円程度の減になっておりますけれども、下にあります団体等育成費の中にこれまで登録団体等施設利用補助金に上げていたものを団体等育成費に持ってきたために減となっているものでございます。  続きまして、家庭教育等費でございます。現在、小中学校全15校で実施しております家庭教育学級の開催に要する費用を計上しておるものでございます。それとあわせまして、現在、社会教育課に3名の指導員が配置されておりますけれども、1名が家庭教育担当ということですので、その賃金を計上しておるところでございます。  続きまして、団体等育成費でございます。これは、市PTA連絡協議会補助金並び登録団体等施設利用補助金を計上しております。  続きまして、生涯学習スクール管理運営費でございます。現在月の浦小学校で一つの登録団体がこの特別教室を使って学習しています。これを南コミュニティ運営会にその管理を委託しておりますので、その委託料でございます。  続きまして、10款4項3目社会人権同和教育費でございます。これは例年どおりで内容を計上しております。まず、社会教育指導員の賃金並びに同和啓発活動の費用、啓発冊子費用と研修会、団体補助金もろもろの経費でございます。例年どおりの内容を計上しております。  続きまして、84ページを御覧いただきたいと思います。  10款4項4目青少年教育費でございます。まず、青少年教育活動費でございます。基本的には例年どおりですけれども、一つ、上から4番目の浦添市との少年の船交換交流事業委託料とあります。ご存じのように、昭和53年から少年の船の事業を実施しておりまして、来年度30周年を迎えます。そういうことで、毎年沖縄に行っておりますけれども、来年は浦添市との交流をするという形でそれに要する費用を計上しております。  続きまして、青少年対策事業費でございます。これも例年どおりの事業をしています。ただ、予算的には、昨年に比べますと約200万円程度減になっておりますけれども、一応本年度につきましては、帰宅チャイムを3カ所設置する工事がありました。来年度はないという形で減になっております。ここに書いておりますように、青少年育成市民会議の補助金、青少年相談委員会補助金並び帰宅チャイム等保守点検に要する費用を計上しております。  続きまして、青少年国際交流事業費でございます。来年も実施する予定ですけれども、一応これまでは対象者を中学生のみにしておりますけれども、来年からは高校生まで広げまして実施していきたいと考えております。  続きまして、学校外活動推進費でございます。これは、来年度計上しておりませんけれども、この費用はこれまで学校5日制ということで、土日の子どもの過ごし方ということで事業を計上しておりました。ところが、もう週5日制も大分定着いたしましたので、この事業をやめまして、今後は子ども体験事業という形で事業をしていきたいということがありますので、それにつきましては、最初に上げています青少年教育活動費という形で計上しましたので、今回学校外活動推進費からはゼロというふうになっておるものでございます。  最後ですけれども、大きな三つの科目につきまして、それぞれ目の数値目標を掲げておりますので、後で御覧いただきたいと思います。  以上で説明を終わります。 6: ◯スポーツ課長伊藤徳明) 84ページ、下の段になります。スポーツ課のご説明をいたします。  まず、職員給与費でございますが、スポーツ課職員5人分の給与でございます、人件費でございます。  それから、10款5項1目保健体育総務費スポーツ振興費でございます。予算規模、事業等、前年と大きくは変わっておりません。ただ、ここでは、スポーツ振興法に基づくスポーツ振興審議会を例年1回の開催としておりましたが、平成19年度につきましては2回開催することとして予算化させていただいております。その理由としましては、例年スポーツ登録団体の登録が主な諮問でございましたが、もっとスポーツ振興に活用したいということから2回開催することとしたものでございます。それから、大会等行事でございますが、県民体育大会それからまどかリンピック市民水泳大会など例年どおりとなっております。  次に、10款5項2目社会体育施設管理運営費でございます。  まず、市民プール維持管理費でございますが、平成19年度につきましては、隣接する公園を駐車場として借用するための管理業務委託費に、駐車場の誘導員を含めさせていただいております。その他大きく変更はありません。  それから、テニスコート維持管理費でございますが、赤坂コート及び旭ケ丘テニスコートの保守及び草刈り等の委託料でございます。その他、大きく変動はございません。  それから、学校体育施設開放事業費でございますが、平成18年度より約600万円減額となっておりますが、これにつきましては、平成18年度に実施しました御笠の森小学校南小学校の夜間照明の改修が終わったための減でございます。  それから次に、10款5項3目総合公園管理費でございます。主なものは、指定管理者交付金樹木管理業務委託それからグラウンド管理業務委託、その他保守点検等でございます。平成18年度より約1,200万円の減額になっておりますが、平成18年度に行いました総合公園の下水道のつなぎ込み工事が終了したことによるものでございます。なお、平成19年度につきましては、グラウンド管理業務の中にテニスコートの改修を、管理業務から外しておりました管理費を加えさせていただいております。  あと、それぞれの目の数値目標につきましては、それぞれ決定しておりますので御覧ください。  以上で、スポーツ課を終わります。 7: ◯ふるさと文化財課長(舟山良一) ふるさと文化財課から説明させていただきます。  86ページ、10款4項2目でございます。総予算が今年度に比べまして約1億5,000万円の減になっておりますが、最初に部長が説明したとおりに、主に史跡買い上げ費の減のためです。  それでは、内容についてご説明いたしますが、文化財の場合は大きく三つの分野で業務を行なっております。1番目が史跡の買い上げ事業、2番目が発掘調査事業、3番目が文化財普及啓発活動です。  まず、第1番目の特別史跡水城跡買い上げ費ですが、平成19年度は4件、合わせて1,270平米ほどを買わせていただく予定です。土地購入費と移転補償費合わせて約1億5,000万円になっております。この1億5,000万円につきましては、ここ毎年やっておりますように、先行取得債で行う予定です。なお、予算が減った理由としましては、史跡の指定承諾者の土地をほとんど買い上げてしまうという結果からきております。  次に、埋蔵文化財発掘調査費ですが、主な内容としましては、現場は終わりましたが上大利北土地区画整理事業地内発掘調査整理作業、いわゆる報告書作成作業です。それから、県道飯塚大野城線関連発掘調査事業です。それとあわせて、新しく乙金第2土地区画整理事業が始まりますので、それの発掘調査を予定しております。  3番目は、文化財保護啓発費ですが、これは例年どおり普及啓発の印刷物や各種講座などを実施するための予算です。そこに二つ新規事業として上げさせていただいております。一つは、牛頸窯跡群を国指定の史跡として申請する事業です。予算としては、主に文化庁の調査官の視察や協議をするための旅費と考えております。二つ目は、今後の文化財保護行政の総合的な指針となる文化財保存整備活用基本計画を策定する予定です。これはコンサルに委託の上、平成19年度、20年度と2年間にわたって完成させる予定です。  それから、最後になりますが、目の数値目標としてはそこに上げさせていただいておりますが、水城跡の指定地の公有化率を前年度より3%上げるということで考えております。  以上です。 8: ◯委員長(伊藤雅都) ここで、10分間暫時休憩します。  1時55分から再開します。     (休憩 午後1時43分)     (再開 午後1時55分) 9: ◯委員長(伊藤雅都) それでは、再開いたします。  先ほどの教育部所管の説明に対し質疑を行います。 10: ◯委員(赤井田八千代) では、81ページ、10款2項3目の特殊学級の目の数値目標と、同じく82ページの中学校の方の目の数値目標、どちらも90%という、校外学習実施率を90%と上げてありますが、この内容についてお聞かせください。 11: ◯学校教育課長高山やす子) 数値目標につきまして、校外活動実施率90%ということで上げさせていただいております。この分につきましては、校外の研修、勉強会ということで出かけるわけでございますが、やはりその日の体調によってなかなかうまく全員というか、90%に満たないというケースが多ございます。できるだけ内容を工夫といいますか、そういった形で参加できやすいようにして、90%ぐらいを目標に、一緒に行けるようにしていきたいということで上げさせていただいております。この分につきましては、内容等が小学校、中学校一緒でございますので、そういった形でそこに目標という形で上げさせていただいております。 12: ◯委員(赤井田八千代) 出席率を90%と言われているわけですね。 13: ◯学校教育課長高山やす子) はい、そうでございます。 14: ◯委員(赤井田八千代) 研修の内容がいろいろなパターンがあって、それの前年度に比べてもっといろいろな研修パターン校外学習パターンがいろいろありますよ、それの実施90%と勘違いをしました。 15: ◯学校教育課長高山やす子) そういった内容もありますけれども、バスで外に出て現地の勉強という形も含んでの研修で今計画をしておりますので、そういう内容からしたら、すべてのそういう活動に対して出席ができるような形ということでその目標は上げさせていただきました。 16: ◯委員長(伊藤雅都) よろしいですか。 17: ◯委員(赤井田八千代) はい。 18: ◯委員(立原恭子) 81ページの小学校教育推進費の中で、学童農園とありますけれども、この学童農園に取り組んでいる学校、それから取り組みの状況等をお願いいたします。それと、83ページの家庭教育等費の中で家庭教育学級数値目標が8%となっていますけれども、現状はどうなのかということと、一応その2点をお願いします。 19: ◯学校教育課長高山やす子) 学童農園につきましては、平成18年度まで産業振興課の方で計上してあって、平成19年度から一部の業務が学校教育課の方に参っております。ちなみにこの学童農園の予算につきましては、苗だとか肥料だとか、そういった形で上げさせていただいております。  で、各学校の状況ということでございますが、10校とも一応こういう農園に食育の関係から子どもたちと先生、そういった事業には各学校とも取り組みをしております。ただ、学校から借ります土地、田畑の距離が遠いとどうしても安全面に支障があると、それから時間的な制限があるということから、プールの裏であるとか体育館の裏であるとかそういったところに100平米前後の小さな畝をつくりまして、そこの中で食育を通した食べ物に対する、あるいは生活科ということで研究というか、子どもたち取り組みはやっております。内容につきましても、野菜、大根、キュウリ、キャベツ、トマト、そういった身近な自分たちが口にしますものをベースに各学校とも取り組んでいます。  で、学童農園ということでお借りしているところが、東小学校大城小学校と御笠の森小学校、ここが幸いにも近くの適当な場所がありましたので、そちらの方をお借りしてすることができます。あとにつきましては、先ほど申し上げましたように、学校の端の方の敷地の部分を活用した取り組みをやっております。  以上でございます。 20: ◯社会教育課長(水野邦夫) 家庭教育学級についてでございますけれども、今現在ということでいいますと、学級全体では599名でございます。平均しますと約40名でございます。それで、一応目標といたしましては、各学校50名と総計では750名ですけれども一応8%ということを、例年4月の新入学時に会員を募集しますので、一つの全員の目標という形で、これを目指して取り組んでいきましょうという形で上げております。 21: ◯委員(立原恭子) 今説明していただいた学童農園のことですけれども、これは収穫したものを使って食育で実際調理したりとか、そういうことはやるんですか。 22: ◯学校教育課長高山やす子) 生活科の中でされております。実際それを使った料理とか勉強会をされております。 23: ◯委員(立原恭子) 家庭教育、それは大変いいことだなと評価しています。で、家庭教育学級のことですけれども、これは毎年募集されるので、そこの中に毎年同じ方たちが入られるとかそういったことはなくて、皆、すべて新しく入ってみえるということでしょうか。 24: ◯社会教育課長(水野邦夫) 基本的には学級対象は小学校、中学校、小学校1年生から6年生までの保護者並びに中学生は1年生から3年生までの保護者ですので、基本的には目的自体が長期的、なおかつ集団的に教育していくということが目的ですので、私としては長く、小学校としましたら1年生から入っていただきまして6年生まで続けていただきたいという感じで思っております。それで、長く続けられる方は続けていらっしゃいます。この間、新しい方が少なかったものですから、一応、今年は年度当初に目標を掲げまして、ちなみに今年が始まる前は513名だったんですね。ところがさっき言いましたように、現在599名ということで約80名近く増やしています。新規の方に入っていただきましたので、来年はさらに新しく入る方を中心に、新規の方に入っていただくような取り組みをしていきたいと思っています。 25: ◯学校教育課長高山やす子) 先ほど学童農園の件でご回答申し上げました、生活科と私はお話ししました。その生活科というのは、1、2年生が生活科ということでやっているそうです。3年生から6年生までについては理科と家庭科ということで、食育を通してやっているということで、訂正お願いいたします。 26: ◯委員長(伊藤雅都) ほかに質疑はありませんか。 27: ◯委員(立原恭子) 81ページの学校教育事務費、この中でスクールカウンセラーの配置がなされておりますけれども、これも中学校に入っていってなされているんですかね。そして、その稼働状況といったらおかしいんですけれども、今の現状はどういうことなのかということが、わかれば教えてください。 28: ◯学校教育課長高山やす子) ページ数で申し上げますと80ページ(80ページですの声)はい。スクールカウンセラーの配置となっております。この分につきましては、県の方の事業と申しますか、それで各中学校全部を対象としてされております。この分が私の方で追加としてやっているのが、前年度御陵中学校の方であった分ですね。あとは県の方の事業ということで各中学校が必要に応じてこちらの方に申請があって、そして配置をしているものです。  で、その状況としましては……。よろしいですか。 29: ◯指導係長(水田修一) ただいま課長の方からも若干説明申し上げましたが、スクールカウンセラーにつきましては、基本的に県から派遣されております。年間35週、すなわち長期の休暇を除いて大体毎週1回という形で各学校に配置されております。ただし、平成17年度と比較しますと回数は一緒なんですが時間数が半分に減りました。1日8時間から4時間に減らされてしまいました、それは県費の話でございますが。  それで、学校の方からとてもじゃないが時間が足りないということで、私どもの方で何とかできないかと考えまして、単費で、足りない学校に随時行っていただくという形で配置をいたしておりますのがその金額になります。こちらもお一人のカウンセラーで35週程度ですので、十分な配置ではないとは思われますが、できる限りのことをやっていきたいというところで、ただいま配置している分でございます。平成19年度についても継続してお願いしたいという考え方でございます。  以上です。 30: ◯委員(立原恭子) 配置の分はそうですけれども、そこに対象者というんですか、そういったスクールカウンセラーのカウンセリングを受けなければいけない状況の子どもさんたちがどれぐらいいるのか。 31: ◯指導主事(岡  摂) まず、活用状況でございますが、生徒の学習相談とか友人関係のいいところ悪いところ、それからいじめ相談など多様な相談がなされております。特に事情のある子どもさんがこれを使うということではございませんで、気軽に子どもたちが活用できる状況でございます。  さらに、スーパーバイザーなどによっては、先生方の研修会の講師にお招きして、子どもたちと触れ合うときの指導方法とか、そういったものなんかにも活用されています。各学校で十分活用されていると考えております。  以上でございます。 32: ◯委員長(伊藤雅都) よろしいですか。 33: ◯委員(立原恭子) はい。 34: ◯委員長(伊藤雅都) ほかに。 35: ◯委員(中西 毅) 80ページの適応指導教室運営で、現状とその運営内容をちょっと教えていただきたい。それと、どこに聞いていいのかわからないが、中学校の部活でスポーツを教える先生がいないということで、バスケットの先生が今いなくて、生徒に能力があるけれどもその能力を伸ばすことができないという悩みがある親の話をちょっと聞いたんですけれども、そういうときはどんなふうにしてあるか、ちょっとお尋ねしたいんですけれども。 36: ◯学校教育課長高山やす子) 2点の分で……。 37: ◯委員長(伊藤雅都) よろしいですか、回答がありますけれども。
    38: ◯委員(中西 毅) うん、よかです。 39: ◯学校教育課長高山やす子) 適応指導教室の分でございます。北コミュニティセンターに1カ所配置をいたしております。指導員は現在2名ということで、今年度、平成19年度につきまして3名ということで先ほどご説明を申し上げました。そこの中には、小学校から中学3年生までいるわけでございます。  運営方法につきましては、中の指導員お二人でカリキュラムをつくりながら、授業あるいは体験学習をしながら、1日でも早く学校に戻れるような体制、そういった指導をされております。また、その本人だけじゃなくて、定期的に保護者会等も開きながら、保護者それから地域の学校の補導の先生、それから校長先生、教頭先生あたりも部屋をのぞかれながら、そういった子どもたちの見守りという形でやられているものでございます。 40: ◯スポーツ課長伊藤徳明) 2点目のご質問でございますが、ここの10款1項2目の方に、部活動指導者派遣事業とありますが、スポーツ課の方からお答えさせていただきたいんですが、実はスポーツリーダーバンクの方から指導者を派遣しております。それで、先ほどご質問の中で指導者がいないということでございますが、このスポーツリーダーバンクからの派遣もございますが、中学校部活動の合同化ということも今視野に入れまして、アンケート調査をやろうとスポーツ課の方では今考えているところでございます。これは、スポーツ振興計画の中に少し入れさせていただいておりますので、今後検討していきたいと思っております。  以上です。 41: ◯委員(中西 毅) 今の部活の、そういう話は耳に入っておるわけですな。 42: ◯スポーツ課長伊藤徳明) 入っております。 43: ◯委員(中西 毅) 適応指導室の問題、今北コミで運営されておりますけれども、場所としては北だけで大体十分なのか、ちょっと。 44: ◯学校教育課長高山やす子) 比較的場所が、やはり北地区に1カ所ということで、南地区の方については少し距離的なものがあって保護者が送り迎えという形ですので、非常に北寄りの方になっているので心配をしているんですが、今回、平成19年度に1名指導員を増員させていただきましたので、そのあたりも含めて場所等の協議もしていかなければならないと、中央から少し南の方にどこかあれば、そういったところも今後は検討していかなければならないのかなと思っておるところでございます。  以上です。 45: ◯委員長(伊藤雅都) よろしいですか。 46: ◯委員(中西 毅) はい。 47: ◯委員長(伊藤雅都) ほかにございませんか。 48: ◯委員(立原恭子) ちょっともう1点だけお願いします。先日ちょっと、ちっちゃいことではありますけれどもということで聞かれました案件ですけれども、小学校の給食の中でパン食のとき、食パンのときがありますけれども、私はよくわからないんだけれども、そのときにつけるものでジャムとかバターとかそういうちょっとしたものがなくて、子どもたちが食べないんですということを、どうしてでしょうかみたいな聞き方で聞かれましたんですけれども、そういうことってあるのかどうかということで。 49: ◯教務課長(中川映一) 今のご質問は、パン食のときにジャム、マーガリン等がない日があったということですか。 50: ◯委員(立原恭子) 食パンに対してですね。だから、そういう……。 51: ◯教務課長(中川映一) ちょっと調べさせてよろしいですかね。 52: ◯委員(立原恭子) 普通ついているんだろうと思うけれども、ちょっとこのごろ、やっぱりそういうのがついていないということで、子どもたちが食べないので。だからちょっとそういうことを言われていましたので、そういうことってあるのかなと思って。 53: ◯教務課長(中川映一) そういった記憶はないんですけれども、調べさせますので、またお答えしたいと思いますが。 54: ◯委員(立原恭子) はい。急ぎはしませんので、そういうふうに聞かれたのでちょっと。 55: ◯委員長(伊藤雅都) 暫時休憩しますか。(暫時休憩しなくていいの声) 56: ◯委員(永野義人) 78ページの中学校のランチサービスが昨年からまた再スタートしましたが、ここに1,215万9,000円と計上してありますが、これまでの状況なりそれとこれの内訳等がわかれば少し報告いただきたいと思います。  それから、80ページか、保健管理費ですかね、この中のこれは独立行政法人のスポーツ振興、これは保険でしょ、掛金と思いますけれども、昨年度等のこういった保険を利用された件数、そういったのがわかれば教えていただきたいと思います。  それと関連して、その一番下にスポーツ振興センターの災害、これについても少し詳しく報告をいただきたいと思います。  以上ですね。お願いします。 57: ◯教務課長(中川映一) それでは、中学校ランチサービス事業の内訳をということと、それから現状をお答えいたします。  まず、現状ですが、11月20日からスタートいたしまして、11月の月は1日平均87食、12月の月は202食、それから1月までが出ておりますが、1月は221食ということで大体200食、目標200食は達成しております。  それから、予算の内訳ですが、まず臨時職員、5校に6名、これは牛乳給食も含めましてその作業の方を6名配置しております。その方の賃金が621万円です。それから、業者への委託料、ランチの価格は400円でありますが、保護者負担は300円になりますので差額の100円を市が負担するということで、それを1日350食最大で見込んでおります。で、682万5,000円。それから、券売機、学校にランチを申し込むのは前の日に申し込みますけれども、お金を入れてチケットが出てくるという券売機を最初から入れておりましたが、それのリース料として192万円、6台分です。平野中学校だけが生徒さんが多ございますので2台入れております。それから、教育委員会に栄養士を配置しておりますので、その人件費が212万1,000円ということでございます。それと、あと備品購入費として保温カート、ここで試食していただいたときに機械がありましたが、あれを今1台ずつ用意しておりますが、多いときには560食ぐらいの食数の申し込みがございます。きょうも460食ぐらいございましたので、やはり、それとあと時間がたちますと故障とかも考えられますので、今年1台予備に購入しようというふうに考えています。  終わります。 58: ◯学校教育課長高山やす子) スポーツ振興センターの災害の分でございます。この分が二つに分かれておりまして、前段の分を日本スポーツ振興センターの掛金というのが、おおむね890万円、この中の内訳は890万円というのが大体掛金になっております。この分は先ほど申し上げましたように、けが等あるいは賠償等が生じた場合の対応ということでの掛金でございます。これは全児童・生徒分、今年度で言いますと、9,438人分を対象にした掛金ということで出しております。  で、実際に今度はけががありました、その場合の災害給付金というのが一番下に書いている項目の分でございます。その分につきましては、その分の実績ということでしたので、前年度の分で申し上げますと、件数的には1,380件ございました。3月の分につきましては若干予想という数字も入っておりますので、おおむねこのくらいで出てくるものと思っております。 59: ◯委員長(伊藤雅都) よろしいですか。 60: ◯委員(永野義人) ちょっといいですか。今の保険金、保険金って学校の保険ですね。そういった保険料は当然払われると思いますけれども、そういった中で保護者とのトラブルといいますか、お金だけじゃなくて人的ないろいろな問題、そういったのがあれば件数なりで結構ですから、あればお願いいたします。 61: ◯学校教育課長高山やす子) この給付金は、実際に治療費としてかかっている部分をお支払いするものでございますので、それで、平成18年度、今のところ保護者とのトラブルという形は受けておりません。 62: ◯委員(永野義人) わかりました。 63: ◯委員長(伊藤雅都) 今さっきの報告の。 64: ◯教務課長(中川映一) 先ほど立原委員さんからパンのときのバター、マーガリン、ジャムがないということがありましたけれども、今調べますと、ブドウパンとかメロンパンとか、そういったもののときはありませんけれども、食パンのときはすべてついているという報告があっております。 65: ◯委員(永野義人) さっきの独立行政の災害給付の方、これと関係はどんなふうになっておるのか説明をいただきたいんですけれども、さっき1,300件と言いよったですね。掛金の方で掛けておいて、こちらの方で払うんですか。何かその辺がちょっと、給付との関係がわからないんですけれども。 66: ◯学校教育課長高山やす子) 給付というのはあくまでも件数が多かろうと少なかろうとその分で契約をしてお支払いするんですね。そして、実際にけがをしまして治療費がかかります、そのかかっている分について、今度センターの方からその請求の分の精査をしまして、かかった分をお支払いされるということになります。  例えば、治療費が1万円かかったとしますね、そうしますと一部保護者が3割ということで負担をしておりますね。 67: ◯委員(永野義人) 保険の関係で。 68: ◯学校教育課長高山やす子) はい。それで、3割プラスあとの1割は交通費的なものを加算したものを保護者に払うような形になります。 69: ◯委員(永野義人) だから、その掛金の保険、保険金を掛ける、掛金、ここが何かちょっと、給付との関係が。一つの掛金で何もかもできるんじゃないかなとちょっと理解するんですけれども、そこがちょっと、給付というのが。これは前からこういうふうに事業としてあったんですか。 70: ◯学校教育課長高山やす子) これは以前からずっとこういう形で、スポーツ保険という名称であって、今度は、スポーツ振興センターから災害の部分は、けがとかをした場合はセンターから給付されるという。 71: ◯委員(永野義人) だから、さっき課長の方で聞いたのは、振興センター掛金の方は890万円の内訳を支払いといいますか、掛金として支払いをしてあるんでしょ。で、一番下の振興センター災害給付金というのは、これも掛金を掛けてあるんでしょ。拠出したんでしょ。 72: ◯学校教育課長高山やす子) この災害給付金の方は、歳入と歳出が一致しているんですね。けがをしますとお金が出てきますので、それを私の方で歳入で一たん受けまして、そして本人が負担されている3割と交通費等の1割を足したものを本人の口座に振り込むと。 73: ◯委員(永野義人) それが、ここの災害給付金の方でやるということですか。何かちょっとしゃあしいね、これね。(いや、保険が市に来るとの声)それでやるということ。(それから払うったい。市が一回の声)受け取るということ(歳入で入れる、そして出すわけ。これはあくまでも見込みやろ、この数字はの声) 74: ◯学校教育課長高山やす子) 見込みでございます。 75: ◯委員長(伊藤雅都) よろしいですか。 76: ◯委員(永野義人) はい、ようございます。 77: ◯委員長(伊藤雅都) ほかにありませんか。 78: ◯委員(香野信儀) 77ページ、奨学資金費の関係でちょっとお尋ねしたいと思いますが、先ほどの説明では、平成19年度に高校が12名、大学が5名、計17名ということでございますが、これは既に決定済みで受給者も含めてでしょうから、新年度新たに予定されております対象者といいますか、それはどういう人数になるんでしょうか。  それと、奨学金制度そのものは過去に石井さんという方が1億円の寄附によって基金が設立されて、無償での奨学金制度が発足したということでございますけれども、今もらっている人は除いて、過去に何人ぐらい受給されたのか、高校、大学それぞれどのくらいになったのか、それと、基金の果実によって今まで運用されてきたと思うんですね。でも、最近利率が下がりまして、それでは賄えないという状況になっているんじゃないかなと思うんですね。で、基金は当然果実が少なければ元金を取り崩してでもしなきゃならんということも過去に聞いておりますが、現在の基金の状況がどのようになっているのか、まずその点をあわせてお伺いしたいと思います。  それと、教務課に集中するような感じですが、小学校の給食調理業務がいわゆる調理員方の定年によって退職されるということで、その数に応じて、順次委託化されてきておるわけですね。平成19年度の予算では、委託が7校ということで、直営がまだ3校12名の調理員がおられるわけですが、今後の見通しで、委託化の見通しが何かございましたら、ちょっとそのあたりをお尋ねしたいと思います。  とりあえず、以上、質問します。 79: ◯教務課長(中川映一) 奨学資金の新年度の予定はということで、先ほど私の説明が悪うございまして、先ほどお話しした数字が平成19年度の総額になります。総数ですね。ですから、高校生が12名、大学生が5名の17名ということで。  ということでよろしいでしょうか。 80: ◯委員(香野信儀) 新年度に新たに受給対象になる方ですか。私はそれが何人なのかということで。この12名、5名というのは、既に決定済みで新たに加えたところの合計じゃないかなと思って、ちょっとお尋ねしよったんですよ。 81: ◯教務課長(中川映一) すみません、失礼しました。例年高校生が5人程度、大学生は2名程度募集しております。それから、過去の人数ということでございますが、平成18年度までは高校生が82名、それから大学生が21名で合計103名の方が奨学金を受けてあります。それから、基金の果実ですが、今の運用が1.3%程度でございますので、当然支給額には足りません。ですから、基金を取り崩しているという状況でございます。で、補てんはしていません。利子分を戻しているだけで、少しずつ減っております。  それからもう1点が、小学校の調理委託の分ですね。再来年、平成20年度から平野小学校を民間委託することで今話を進めております。平成20年度に退職者が出ますので、それにあわせまして平野小学校を民間委託する予定で事務を進めております。 82: ◯委員(香野信儀) 先ほどの奨学金の関係で、基金の積立金がどの程度取り崩しをなされているのか、ということは現在の基金の残高、その辺はどうなっているんでしょうか。 83: ◯教務課長(中川映一) 残高が9,982万1,823円ございます。で、平成18年度で申しますと奨学資金として211万8,000円必要でありますが、利息は131万6,000円しかございませんので、その差の約180万円程度は取り崩しているということでございます。 84: ◯委員長(伊藤雅都) よろしいですか。 85: ◯委員(香野信儀) はい、わかりました。  それと、これはまた別件でございますが、86ページの文化財の関係でちょっとお尋ねします。数値目標のところに、特別史跡水城跡指定時の公有化率の前年度比3%増と書かれておるんですが、この表現で公有化率、いわゆるこれはその年その年の公有化を100%としたときに、年度で100%まで買い切らないということで、ここに書かれているように94%から97%でできるだけ100%に近い率で購入したいということでございますかね、ちょっとそこらあたりを確認したいと思いますが。 86: ◯ふるさと文化財課長(舟山良一) 公有化率というのは、あくまでも今史跡に指定されている範囲の中での公有化率ですので、毎年のことではなくて全体のことでございます。ただ、史跡の場合は道路等と違って、本人の承諾がないと史跡にできないという事情がありますので、本来、史跡に指定したいところはまだ広くございます。 87: ◯委員(香野信儀) ちょっとそこいらの見解の相違で、指定したいところはまだありますということ、これはあらかじめ指定しておってそのうちから買い上げていくんじゃなくて、逐一、買い上げてほしいというところから随時指定の幅を広げていくということになっているんですかね、ちょっとそこら辺を。 88: ◯ふるさと文化財課長(舟山良一) ご存じのとおり、水城の場合は、我々の目に見えるのは土塁部分だけですが、土塁の前面、博多側に幅60メートルの堀があったということになっております。したがって、文化庁もその60メートルラインまでは史跡の指定ができるという姿勢ですが、そこにお住まいの方、史跡に指定するためにはご本人が承諾しないとできないという事情です。 89: ◯委員(香野信儀) ちょっとお尋ねですが、そうしますと先ほどの話では、指定の幅を60メートル広げて広く保存していこうということでございますが、仮に60メートルで指定をしたときに全体面積がどのくらいになるのか、そのうち既に指定をして逐一買い上げてあると思うんですが、指定をされたところで買い上げたところ、これはイコールに近いと思うんですが、どのくらいの比率になっているのか、そこいらをお尋ねをします。 90: ◯ふるさと文化財課長(舟山良一) 手元に細かい数値がありませんので申しわけありませんが、現在の指定面積は、おおよそ5万8,000平米から6万平米ほど指定されております。それに対して、指定をしたい範囲、指定予定地というのは、おおよそ11万7,000あるいは12万平米ということでございますので、全部買い上げても50%ぐらいということになるかと思います。  ただ、その12万平米ほどの中には、もともとの市有地、池がございます、新池とか松尾池とかいう池もその中に含まれておりまして、それがおおよそ3万平米ほどありますので、そういうことで、もともとの公有地を除きますと公有化率は60%ちょっと超えるくらいまでいく予定になっております。 91: ◯委員長(伊藤雅都) いいですか。 92: ◯委員(香野信儀) はい。 93: ◯委員長(伊藤雅都) ほかにありませんか。 94: ◯委員(安成惠子) 80ページの学校教育のところですが、学級運営サポート制度がございますが、これはどういう内容で、どういう方々で組織されて運営されているんでしょうか。 95: ◯学校教育課長高山やす子) 学級運営サポートにつきましては、教員の免許を持ってある方等にお願いしまして、軽度障害のクラスで通常の学習ができないというときに必要に応じてクラスに派遣をして、その子どもについていただいているというものです。 96: ◯委員長(伊藤雅都) よろしいですか。 97: ◯委員(安成惠子) そうしますと、そのクラスというのは学年に何クラスかあるんですか。 98: ◯学校教育課長高山やす子) 今、学校の方では大野小、それから大野東小、大野中学校ということで配置をさせていただいております。で、クラスが何クラスもあるわけじゃなくて、一クラスそこに先生を派遣して、だから先生が2人で、授業されている先生プラス補助という形で、サポートでついていただいている方でございます。 99: ◯委員長(伊藤雅都) よろしいですか。 100: ◯委員(安成惠子) はい。 101: ◯委員長(伊藤雅都) ほかにありませんか。 102: ◯委員(清水純子) ここの項目に予算措置はなされていないんですが、実は過日、実施をしているチャイルドケア大野城から、議員の皆さんにも案内が来ていましたプレーパークの件なんですが、どこで質疑をしようかと思ったんですけれども、どうも話を聞くと企画じゃないかということなんですが、あのプレーパークの実際の資金はまちづくり活動支援補助金から出されているということで、3年間という形らしいんですけれども、先日私もちょっと参加させていただいたら250名ほど参加していらっしゃいました。今後、それはどこかで予算づけされているのかというのをちょっと聞きたかったんですね、これは社会教育課になっているようでしたから。どういうふうに今後継続されるのかどうか、ちょっとわかる範囲内で。 103: ◯社会教育課長(水野邦夫) 今、清水委員が言われましたように、今現在はまちづくり支援をもらって、NPOがやっています。目的といたしましては、プレーパークを実施するための訓練だとかプレーリーダー養成といいますか、そういったことを目的に実施しているところでございます。それで一応、本年度いっぱいで3年間期限という形になっております。  それで、後はどうするのかということだと思うんですけれども、まだ現実問題、全然予算化されておりませんので、なかなかきょうこの場で、果たしてまた私がこういう立場でいいのかどうかわかりませんけれども、社会教育課といたしましては、これは広報にも出してありましたけれども、要は遊びが子どもを育てるという形で、特に最近の子どもは体験学習が非常に少ないという形で、特にああいった形での遊びが非常にできにくくなりましたので、ぜひいいじゃないかという形で進めていきたいなと思っています。  それと、うちとしては事業化をしたいんですけれども、残念ながらまだそこまで至っておりませんので、一部が聞いておりましたのでは現在NPOの方も来年以降も1日プレーパーク等を実施していけるという考えでしたので、我々としては、まず地域でそういう機運が高まるような形で進めまして、事業化できるような形で私たちが取り組みをしていきたいと思っております。  今のところ、それ以上はちょっとお答えできません。申しわけありません。 104: ◯委員長(伊藤雅都) よろしいですか。 105: ◯委員(赤井田八千代) 私もどこで聞いていいのかわからなかったんですが、平成19年度の市長の方針に山城サミットという言葉が入っておりましたので、これはふるさと文化財課かなと思ってお聞きします。  それに対する調査研究とか実施とかの予算化というのはまだなされていないんでしょうか。 106: ◯ふるさと文化財課長(舟山良一) おっしゃるとおりで、山城サミットの実現に向けて進めたいと思っておりますが、平成19年度からそれについて検討を始めるということで、まだ予算化はしておりません。 107: ◯委員(赤井田八千代) はい、わかりました。 108: ◯委員長(伊藤雅都) ほかはありませんか。(なしの声)ではないようですので、これで教育部所管の質疑を終わります。  以上ですべての質疑を終わります。  ここで15分間休憩します。     (休憩 午後2時42分)     (再開 午後2時55分) 109: ◯委員長(伊藤雅都) では、再開いたします。  これより第15号議案の討論を行います。どなたかありませんか。(なしの声)討論を終わります。  第15号議案、平成19年度大野城市一般会計予算についての採決を行います。
     第15号議案は原案のとおり決することに異議ありませんか。(なしの声)異議なしと認めます。よって、15号議案は原案のとおり可決するべきものと決しました。  以上をもちまして予算特別委員会を閉会します。  最後に、委員の皆様方のご協力によりまして議事が円滑に進行しましたことに対し、厚く御礼申し上げます。お疲れさまでした。     (閉会 午後2時56分)...